IBってなに?

皆さんこんにちは。

皆さんはこのIBコースご存じでしょうか。

知らない方がほとんどだと思います。

このIBコースというのはスイス発祥の国際的な資格を得るためのコースです。そして、このコースで得た資格は世界中どこでも同じ価値を保持します。

少しわかりにくいと思うので例を出させていただくと・・・

例えば、皆さんご存じだと思いますが、英検という資格試験がありますよね?この英検で得た資格は日本では有効ですが、海外の一部の地域を除くと英検は効力を持ちません。

例えばオーストラリアのシドニー大学へ進学したい場合、求められる英語資格はIELTSやTOEFLといったものとなります。そこであなたが「私英検準一級です!!」といったとしても、海外の大学では「英検?なにそれ?」のような対応になってしまいます。

しかし、IBで得た資格は世界中どこでも同じ効力を持ち、アメリカ・オーストラリア・シンガポール・カナダ・イギリス・インドなど、どの国でも大学の入学条件の一部として扱われます。すなわち海外留学をしたい人にとっては超万能パスポートになりうるということです。

しかし、IBだからと言って必ずしも海外に行くべきだというわけではありません。この資格は海外はもちろん国内進学を目指す学生にもお勧めでき、東京大学・北海道大学など日本国内でもいわゆるトップ校はIBでの入学を受け入れてます。

このコースは先ほど申し上げた通り、スイス発祥の資格試験なので日本教育とは全く異なります

教科はGroup1~6に採用されている教科の中から合計6つを選び、それに加えてCore科目というものがあります。Group1~6の教科はそれぞれHL(High Level)かSL(Standard Level)かを選択します。

さて、次は本校IB生の入学後の流れについて解説していきます。

始めに、この日本大学高等学校は高校卒業資格とIBディプロマの2つを同時に取得できるコースとなっています。インターナショナルスクールなどでは、IBの取得が不可能だったら、最終学歴は「中学校卒業」になりますが、本校はIBの取得が不可能でも「高校卒業」の資格が得られるので、資格が獲得できなくても共通試験なども受けることができ、その後の人生のリスクを大幅に減らすことができます。

下の図を見ていきましょう

まず、1年生の4月から12月までと、3年生の11月から3月までで「文科省必履修科目」を取ります(黄)。これはいわゆる一般的な日本の高校教育です。

そして1年生の1月から3年生の11月までIBの教育をうけIBの資格を取得します(赤)。

いままでいくつか簡単にIBについて説明してきましたが、ここからは最も大切な資格取得に関わることを解説していきます。

IB教育というのは世界中で認められるいわば学力と人間力のハイブリット教育です。

なのでもちろん資格取得はとてつもなく難しいです。

IBは申し上げた通り、科目の構造はGroup1~6のうちから合計6科目を選んだもの(HL3つとSL3つを選択)と、Core科目に分かれます。

IB教育を通して各科目について学んでいき最終的には、3年生の11月にFinal Examがあります。このテストではGroup1~6の6教科が7点ずつ、とCore科目の3点の合計45点満点となります。

45点満点中24点以上を得点し、その他条件を満たすことでIBDP(IB Deploma)を獲得できます。

また、このIBDPを取得するには、各教科に課せられた「IA(内部評価)」「EE(最終論文)」「CAS(奉仕活動)」も重要になっており、気が全く抜けなくなっています。正直かなりきついです。詳しくはサイト下部のURLから各教科の説明をお読みください。

興味がわいた方はぜひ学校見学などに参加してください!

Core科目https://www.sapporonichidaiib.website/?p=96

Group1https://www.sapporonichidaiib.website/?p=72

Group2https://www.sapporonichidaiib.website/?p=69

Group3https://www.sapporonichidaiib.website/?p=67

Group4https://www.sapporonichidaiib.website/?p=65

Group5https://www.sapporonichidaiib.website/?p=63

Group6https://www.sapporonichidaiib.website/?p=61

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